【素直の意味】

13歳年下のパートナーが40歳になった✨
まだまだ若いなと思うけれど、この数年の成長には目を見張るものがある。

「素直になりなさい」
出会った頃、彼によく言っていた言葉。

でも、当時は不思議だったらしい。
人の言うことを素直に聞いて従っているのに、どうして素直じゃないと言われるんだろう?って。笑

なるほど。

彼にとっての「素直」の定義は、人の言うことに従うことだった。
でも、私が思う「素直」の定義は、少し違う。

自分の中にある、正しいと思う心に従順であること。

人は誰でも、良心や成長したいという欲求を持っていると、私は思っている。
けれど、変化への恐れや、自分を守ろうとする気持ちが強くなると、その内なる声が聞こえにくくなることがある。

仕事の場面でも、

「本当は、もっと良い仕事がしたい」
「お客様に喜んでもらいたい」
「自分の仕事に誇りを持ちたい」

誰もが、そんな素直な思いを心の奥に持っているのではないだろうか。

出会った頃の彼は、人から否定されることや、自分の居場所を失うことを恐れていた。
仕事でも対人関係でも、常に相手の顔色をうかがい、自分の気持ちより周囲の望むことを優先していた。

そんな彼が、少しずつ変わっていった。

自分の気持ちを言葉にし、
自分の欲求を伝え、
相手と意見が違っても、自分の意思を大切にするようになった。

そして、パートナーシップで大切にしたいことを尋ねると、
「リスペクトできること」と答えるようになった。

相手に従うことと、相手に敬意を持つことは違う。
自分の意思を持ちながら、相手の生き方や人間性を尊敬する。

従う関係から、敬意を持つ関係へ。

それが、彼の言う「リスペクト」なのだと思う。

そんな彼を見ていると、時々、不思議な感覚になる。

私は、39歳のとき、健康・お金・人間関係という、生きる土台を一度に失うような自己破壊を経験した。
そこから人生を立て直してきたけれど、彼は40歳を迎える前に、自分の心に素直になり、生き方を変え始めた。

まるで、あのとき自己破壊する前に素直になっていた私の、もうひとつの人生(パラレルワールド)を見ているようだ。

人は、すべてを失わなくても変われる。

自分を守るために身につけてきた生き方を手放し、自分の意思で人生を選び直すことができる。

今年の彼の誕生日には、虎のペンダントトップを贈った。

とても喜んでくれて、虎が象徴する強さを、自分なりに受け取っていた。
誰かに認めてもらうための強さではなく、自分の意思で立ち、自分の人生を生きる強さ。
今の彼によく似合うと思った。

そして最近、福祉事業のコンサルティングのご依頼をいただき、改めて感じている。
私がしたいのは、人を変えることでも、正しい答えに従わせることでもない。

その人が、もともと持っている良心や成長する力に気づき、自分の心に素直になれること。

自分の心に素直に生きるようになった彼と、またひとつ誕生日を祝えたことが嬉しい。

自分らしく生きる彼を、これからもリスペクトしていきたい。

40歳、おめでとう❤️

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